とても良い漫画に巡り合えました。
BOOKOFFさん、作者様、ありがとうございます。
今、還元いたします。
かむろば村へ。
簡単なあらゆじを言うと
銀行員だった主人公がお金アレルギーとなってしまい
田舎へ
一銭も使わないという固い意志とは裏腹に
過酷な田舎暮らしが主人公をむしばむ
けれどひたむきでまっすぐな主人公のまわりには
お世話やきの村長や神様が。
人には歴史ありで暴かれていく村人の素性
巻き込まれてドタバタ劇となりますが
支え合う美しさに満ちている
それに感化され成長していく主人公
～なにも買わない・なにも売らない・ただ生きていく～
をモットーに主人公はまっすぐ綺麗に歩み始めていく
そんな漫画でした。
わたしが東京に出てきて一番苦戦しているもの
それはお金です。
生活するにおいてお金は二つに分かれます
１、生きるために必要なお金
２、欲を満たすために使うお金
しばしば混同される二つの物
です。
生きるため
わたしたちはお金という「統一された価値」を発明し
労力を分担できました
あれもこれも
誰かがほかに労力を時間を使ってくれているからです。
また、欲求というのは面白いもので
複雑に見えて根は非常に簡単です。
おぞましい世界を作り出そうとしている悪の大王は
昔のトラウマを晴らすためや
仕返しをするためなどの
欲求を満たすために行動を起こします。
ここでの簡単は
４～６など複雑な思考ではなく
１つの欲求を晴らそうとしているから簡単、という意味です。
では、
１、生きるためのお金
２、欲求を満たすためのお金
は
１、生きる
２、欲を満たす
に
なり替わるのです。
「お金があればな～んでも解決！！」
お金で人の心は買えないというのはまさしくで
綺麗ごとでなく普通に考えて
お金で買った心はお金でしか満たされないのです
短期的であれば分かりませんが
長期的に幸福感を得たいのであれば
お金を得続けなければならない生活になってしまいます。
手段がめんどうなのです
手段が。
それよりも簡単に１，２を満たす方法がある
それは
「与える」
ということです。
何かをもらったら何かを返したくなりませんか？
これ、ならない人もいるんです。
短期的には。
与えることで、あなたは大切な人
という位置づけになる
それだけで他人とは並列ではないのです。
では何を与えるのか
感謝を与えるのです。
分かります。
すごくわかるんです。
これって
すげぇ綺麗ごとに聞こえるんです。
わたしはそれを邪悪な民とも思いませんし
正直言うと
そう感じている人は基本的にひねくれてるんですよ
わたし自身もひねくれてるんで
気持ちはわかる。
けど、実際がこうなのだから
本とか読んでるとこうなんだから
現実はこうなんだよ。
実践してくださいとも思っていませんし
好きに生きてくださいとしか思いませんし
ただ何か困ったら頼れと。あなたなら出来るよ。
それだけですが
話はもどって。
与えるともらえる。
の法則があれば
生活するための食糧や
生活するための知識が
満ち足りる
寂しさを埋めたい欲求や
悲しさを埋めたい欲求を
受け止めてくれる友人ができる
お金とか
気持ちのこもってないお土産だとか
それらを与える
とは違うんです。
「ありがとう」
を与えるのです。
それは一体なに？
そんな固定観念を改めてぶっ壊してくれるような
リアルで誠実で気持ちのいい漫画でした。
ありがとうございました。
アイキャッチ画像を拝借させていただいております。
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